「蒸し屋 やす」ビフォーアフターイメージ

 

ビフォー

既製品の棚を台として使っていて、パンが隅の方で小さくなっているような配置でした。

アフター

コの字型のカウンターをDIYで作り、パンは見えやすいようにL型に配置します。

「みんなの庭」テラスから

みんなの庭のテラスからの動画です。写真をクリックするとvimeo.comに飛びます。

「蒸し屋 やす」施主とDIY

みんなの庭の住居にテナントとして入っているパン屋さん「蒸し屋 やす」https://bbyasu3.com

蒸しパンがメインで日替わりパンもあり、安心安全にこだわって天然酵母で作っています。

店舗内のレイアウトが使いづらいのでリノベーションします。素人でもできる所は施主と私

でDIYにチャレンジ！

「みんなの庭」道からの動画

 

道からの動画です。写真をクリックするとvimeo.comに飛びます。

「みんなの庭」石組み完成

 

道路側の法面を見せる庭として、張碓石を組みました。

石は迫力があり、土の部分の山野草が彩りを添えます。

「みんなの庭」階段昇降機を設置

階段昇降機を設置しました。これで足腰の弱い方も気軽に訪れてもらえます。 

「みんなの庭」板金工事

壁を雨垂れが汚さないように屋根の雨水の流れをコントロールして、屋根板金を施工します。 

「みんなの庭」軸組み

 

階段とスロープに柱と梁を組んで、屋根をかけます。

「みんなの庭」木工事

 外階段の上屋の木工事や車庫の補修・外装工事などが進んでいます。

「みんなの庭」石組み

コンクリート工事が一段落したので、造園屋さんの石組み工事が始まりました。

右手には畑側とスロープテラスを繋げる札幌軟石の階段、左手には法面の張碓石組み、

いずれも元々敷地にあった石を使います。軟石階段は足りない分のみ新しい軟石を購入。

斜めに石とスロープが接続するので寸法調整が難しく、造園屋さんの腕の見せ所です。

「みんなの庭」コンクリート工事完了

 

コンクリート工事部分が完成し、この後左官工事や木工事に入ります。

「みんなの庭」スロープコンクリート打設

テラスへのスロープのコンクリート打設が終わり、左官仕上げ中の様子です。

「みんなの庭」コンクリート完成

コンクリートの打設工事が完了しました。

「みんなの庭」型枠施工中

コンクリートの型枠を施工中。

「みんなの庭」鉄筋工事

鉄筋コンクリートの構造物を作り始めました。

「みんなの庭」掘削工事

テラスへのスロープ部分を掘削しています。

テラスはバーベキューなどができるオープンな場所です。

「みんなの庭」工事開始

既存外階段の解体工事と造成の掘削工事が始まりました。

地盤は岩盤で硬く、掘削はなかなか大変です。

「みんなの庭」プラン図

「みんなの庭」施主の要望

既存の全体像を3Dで描きます。

そして、下記の施主の要望から、理想像をイメージします。

①擁壁上にある敷地だが、建物と庭をバリアフリー化する。

②道路から玄関までのアプローチに、冬季の雪除けを設置。

③既存樹木や既存自然石を、できるだけ生かす。

④畑スペースを確保する。

⑤町内の人が集える、バーベキューなどができる場所を作る。

⑥町内の子ども達が、朝のラジオ体操のできる場所。

⑦庭の整備が終わったら、家の一階に子ども食堂を作りたい。

⑧現在一階にテナント貸ししている蒸しパン屋さんの事も考慮する。

　（蒸し屋やすhttp://bbyasu3.com）

さて、これらのご要望をご予算内でどう実現するか。

「みんなの庭」現況模型を作る

設計に取り掛かる前に、現況を把握するため模型を作ります。

まずは簡単に100分の1スケールで。

これを眺めながら、快適な居場所をどう作るか、イメージします。

「みんなの庭」スタート

南側道路から見た敷地全景。

左手の青い屋根の家、右手が今回の計画敷地。

玄関前から計画する庭方向を見る。

　築４６年、田上建築制作事務所さんが設計した家の、庭の整備計画です。

施主は自宅の居間を、町内会の活動拠点として地域に提供しています。

隣の空き宅地を畑などの庭として購入し、地域に開かれた場にする事を考えました。

　敷地は札幌市内でも特に少子高齢化や空き家の増加が進んでいる南区。

これからの時代のまちづくりにおいて、個人ができることの一つの指針になるでしょう。