2018年11月17日土曜日

旭川プロジェクト「乞うご期待」

この2年間準備を進めてきた、旭川駅のすぐ近くのプロジェクトの設計が進行中。
乞うご期待。

厚別の平屋「庭の平板工事」


やっと職人さんが確保できて、庭のコンクリート平板敷きの工事を始めました。
これが終われば後は塀工事。塀はまだ作成中、年内にはなんとかできそうです。
なにぶん震災復興の工事が優先で人手が足りませんでしたが、
少し落ち着いた状況になってきました。

2018年10月24日水曜日

厚別の平屋「植栽工事」

ジューンベリーとツリバナを植えました。
葉が既に落ちて木に負担の少ないこの時期が植栽には最適。
雨の中、マルヤマプランニングさんの丁寧なお仕事で少し庭らしくなりました。
あとは敷石工事とフェンス工事が11月の予定です。
震災の影響で急がない工事は後回しになってしまっていますが、
被災された方が一日でも早く今までの暮らしに戻れますように。

2018年10月16日火曜日

リフォームセミナー

10月14日にリフォームセミナーを開催しました。
「安心、快適、家族を守る家づくり」というテーマで、
主に家の構造や耐震性能について解説しました。

2018年9月27日木曜日

安平町の地盤

先日の秋分の日に、安平町のボランティアさん達が家の中の片付けなどを手伝うにあたり
作業可能かどうか、家屋の安全性を確認するお手伝いをしてきました。
外観上はさほど問題が無く見えても、室内に入ると倒壊の恐れのある家がありました。
建築された年が、建築基準法の耐震基準が強化された1981年(昭和56年)以前の建物は、
被害が大きかったようです。

10月14日の建築セミナーでは、耐震リフォームについてお話ししようと思っています。

写真は、ボランティア駐車場として使われている空き地の地面にできた段差です。
建物の耐震強度の前に、地盤の強度が一番大事です。

2018年9月19日水曜日

安平町防災ボランティア

連休中に安平町の災害ボランティア活動に参加しました。
高齢者の住宅内で、倒れた家具の片付けなどを手伝いました。
背の高い家具や重い家具の倒れ防止に、壁などへの固定の必要性を改めて感じました。
特に木造住宅の2階は揺れが大きかったようです。

ホームセンターで売っているL型金物を、家具と壁にビス留めするのが安上がりで効果的。
皆様も気になる方は早急に対処願います。

パートナーの北海道震災建築物応急危険度判定士の資格などを生かして、
今後もお役に立てればと思います。





2018年9月9日日曜日

厚別の平屋「内観」



家具が入る前の室内の様子を一部紹介します。
リビングとダイニングをキッチンがコの字型に中庭を取り囲むプラン。
それぞれの部屋はコンパクトですが、程良い距離感が広さを感じさせます。

この度の台風並びに地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

2018年9月1日土曜日

厚別の平屋「外壁清掃」

外構の施工がまだなので、雨降りの時の土の跳ね返りが外壁に付いてしまいました。
高圧洗浄で汚れを落とし綺麗にしました。
ビニールの養生はしばらくは付けたままにしておきます。
西山さんお疲れ様です。

厚別の平屋「庭石移設」

元の家の庭にあった石を移設しました。
張碓石という一昔前には庭石としてよく使われていた石です。
何せ重いのでクレーンで吊って移動。
これから整備する庭は、内庭と外庭に緩やかに分けて計画します。
その結界のような存在として考えました。
植樹は10月末予定、全ての完成まではもう少しかかります。
それまではこの家の設計の流れをアップしようと思います。

2018年8月22日水曜日

厚別の平屋「気密測定試験」



工事完了時の気密測定試験を実施しました。
測定器の右上の数値が建物全体の隙間をあらわす総相当隙間面積です。
気密フィルムを貼った工事途中段階(6月27日)の測定値は29㎠で、
相当隙間面積C値は0.2㎠/㎡となり、とても高い数値が出ました。
最終的には外部貫通のボイラー排気などがありましたので、
総相当隙間面積は41㎠で、相当隙間面積C値は0.3㎠/㎡でした。
これでも名刺一枚分より少ない隙間しかないので、
性能的にはかなり良い事が証明されました。
施工、設計、いずれも高いレベルの家が出来上がりました。

2018年8月4日土曜日

厚別の平屋「外壁塗壁」

外壁の塗り壁も無事終了しました。
色もテクスチャーも施主の希望通り、シンプルに仕上げています。
目立ちすぎず、でも少し個性的な雰囲気になりました。
外構工事は9月の予定、庭を囲い込みプライバシーを確保します。

2018年7月31日火曜日

2018年7月28日土曜日

厚別の平屋「塗壁下地」

外壁の塗壁の下地作り中。
下地をきっちり作る事により、クラックが入るのを防ぎます。
ちなみに、私の金沢の祖父は左官屋さんでした。


2018年7月24日火曜日

厚別の平屋「軒天の塗装」

軒天の塗装です。
まずはボードの継ぎ目をしっかりとパテ埋めしてから、下塗りの白色塗装中。
この後グレー色に塗っていきます。
上向きの塗装は姿勢が辛く大変です。
夏の太陽の日除けにはなっていますが・・・。

厚別の平屋「外壁下地」

外壁は塗り壁です。
下地の版となるサイディングを張っている最中。
この上に下地モルタルやガラス繊維のファイバーメッシュなどで、
ヒビが入らないように整えてから、仕上げ材を塗ります。

2018年7月14日土曜日

厚別の平屋「サッシ水切り」


外壁材を貼る前に、サッシの水切り板金を施工。
下地を合板で形作り、通常の0.35mmの板金より厚めの0.4mmを使いました。
こういった少しの配慮で水切り板金の形がしっかりし、高級感が出ます。
両サイドも板金を10mmほど立ち上げて、雨が水切りの横に回り外壁を汚すのを防ぎます。
このように職人一人一人の努力が形となって、家が形作られていきます。

2018年7月11日水曜日

お菓子の家

北海道新聞の依頼でお菓子の家を作りました。
これほど難しい設計施工は初めてでした〜。
まず材料選びから困難を極めることに。
スーパーのお菓子売り場で良さげなお菓子を買い込み検討。
お菓子の匂いで事務所が満たされ胸焼けが・・・。
しかし、写真家の力もあり、綺麗な記事が出来上がりました。



2018年6月27日水曜日

厚別の平屋「気密測定試験」


サッシを全て取り付け、室内の防湿気密フィルムも貼り終えたので、
タギ建築環境コンサルタントのタギさんに気密測定試験をしてもらいました。
現場監督、大工さんが見守る中C値(気密性能を表し数値が低いほど性能が高い)
目標値0.2㎠/㎡を目指して測定開始。
結果は手元の計算機での略計算では0.3㎠/㎡を楽々クリアー。
あと一歩で0.2㎠/㎡には届きませんでしたが、気密性能の高さが確認できました。
後日タギさんの計算結果が出て、0.2㎠/㎡でした。

タギさん、ワールドカップサッカー惜しくもイラン予選敗退、残念でした。


2018年6月20日水曜日

厚別の平屋「躯体検査」

住宅瑕疵担保責任保険のJIOの躯体検査も無事終わりました。
木造の平屋ですが、構造計算をして頑丈に作っています。
建築は災害時に人災を引き起こす恐れがありますから安全第一です。
大阪の地震の被害には、建築に関わる者として心が痛みます。
二つの長方形の箱を、くの字に配置したプラン。
プライバシーと通風採光に考慮した作りです。


2018年6月19日火曜日

厚別の平屋「屋根シート防水」

屋根材のシート防水の施工が終わりました。
シームレスな材料なので平らな陸屋根(ろくやね)です。
床面積は30坪のコンパクトな家ですが、軒をしっかり出しているので、
(800mmから1200mmまで場所に応じて)屋根面積は50坪ほどあり広々〜。
軒が出ていると、雨が外壁に当たりづらく耐久性がアップします。
雨の多い日本の建築の基本です。





2018年6月9日土曜日

厚別の平屋「屋根たる木」

屋根の材料のたる木を、右側の棟から掛け始めました。
建坪は30坪ほどの平屋ですが、屋根の軒の出があるとずいぶん大きく見えます。



2018年6月3日日曜日

厚別の平屋「屋根断熱2」

屋根断熱・気密工事中の様子。
屋根は平らなので材料の切断などの作業も楽で、正確に施工できます。
断熱気密工事が終われば、屋根の施工段階に入ります。
フラットルーフで軒をしっかり出す設計です。


2018年5月27日日曜日

厚別の平屋「屋根断熱」

屋根断熱材は発泡系の物。
その外側に透湿防水シート(タイベック)を貼ります。
すぐに青いブルーシートで養生して雨対策。
空は晴れていますが安全を考えて、慎重な仕事ぶりです。

2018年5月20日日曜日

厚別の平屋「建て方」2


梁を掛け渡します。
横架材の成は240mmに統一して、すっきりと合理的な軸組。
それにより気密工事も楽なので、高い気密性能を確保できます。


2018年5月18日金曜日

厚別の平屋「建て方」1

建て方(柱や梁を組み上げる事)が始まりました。
まずは柱を仮立てして、軒桁材や梁材を組み上げる所に配置して・・・。

2018年5月13日日曜日

厚別の平屋「土間コンクリート」

打ちたてほやほやの土間コンクリートが西日に眩しい。
手前は外部のポーチの床。
基礎断熱仕様ですから、床下は室内空間扱いとなります。
長期優良住宅なので床下の有効高さは400mmあり、メンテナンス性が良好。


2018年5月7日月曜日

厚別の平屋「土間コンクリート配筋」

基礎断熱仕様なので、床下は内部空間となります。
断熱材を敷き込み、鉄筋を縦横200mmピッチで組み終えた状況です。
これから土間コンクリートを打設します。

2018年4月30日月曜日

厚別の平屋「埋め戻し」

外部からの引き込みの設備配管が終わり、基礎のコンクリートも完成。
土を埋め戻し、砕石を入れて突き固めている工事中の様子。
これから床下の土間コンクリートの配筋とコンクリート打ちへと進みます。


2018年4月21日土曜日

厚別の平屋「配筋検査」


住宅瑕疵担保保険会社の基礎配筋検査がありました。
住宅の瑕疵担保責任は、瑕疵(欠陥)があった場合に保険が下りる制度です。
物件ごとに構造計算事務所に計算依頼して基礎配筋などは決めています。
平屋ですが主筋が通常13mm一本の所が二本入っているなど、丈夫にできています。

2018年4月11日水曜日

厚別の平屋「根掘り」

基礎のベースとなる部分を作るのが「根掘り(ネボリ)」です。
土を掘って砕石を入れ、突き固める工事。
土を掘るという事は、木の根などを掘ることになるので根掘りと呼びます。
どんな天気でも掘る職人さん、ご苦労様です。

2018年4月3日火曜日

厚別の平屋「地鎮祭」

本日から住宅の現場の様子をお伝えします。
当事務所の仕事ぶりをどうぞご覧ください。
建て替えなので神主さんは頼まずに、施工する工務店の社長が音頭をとって、
施主と一緒に敷地にお神酒と塩をまきました。(大元社長、ナイスジョブ!)
写真の青いテープが建物の外壁の位置、30坪の平屋でコンパクト。
小さな中庭が広がりを生むプランです。